中国のコトリバコ
世界の都市伝説 中国のコトリバコ
中国では昔から、恨みや妬みを凝縮した呪いのようなものが確立されており、それらは驚くほどの精度を発揮し、人を不幸に陥れるというのだ。
日本でも「コトリバコ」という、有名な呪いにまつわる都市伝説が存在している。
しかしその国の呪いの前ではまだ可愛いものだ。
もうスケールからして違うのだ。 それは呪いをかける者が、日本人では到底理解できず、到達もできないほどの憎しみを抱けるから出来るレベルなのだ。
その呪いは、術者の強烈な衝動と恨みを、呪いたい相手と仮定した全くの別人を惨殺することからスタートする。
殺した人間の体の一部を取り出し、これに強烈な恨みの言葉をたっぷりと浴びせ、箱にしまってから呪いたい相手に贈るのだ。
こんなものを受け取ってしまえば、それだけでショックも大きく、寝込んでしまうのだ。
こうして心と体を疲弊させた状態から、さらに呪詛を呟いて相手を殺してしまうというのだからたまらない。
ただ、このような呪いにも抵抗手段は存在する。
大抵呪いとは、かけた相手が分かった途端に効果が消えてしまうし、その呪いが2倍にも3倍にもなって術者に戻ってくる。
その国の人々は、呪いをかけることには長けているが、これを跳ね返されるおそれがあることについてはほぼほぼ無知だという。
もしも、中国の友人から贈り物をされた際には、その後の自分の身の回りに起こることについて注意を払っておくべきだ。
信じるか信じないかは君次第