韓国にいた不死身の男
2021/02/12
韓国にいた不死身の男
さて今回紹介する都市伝説は韓国に存在した不死身の男についての都市伝説である。
人間にとっての永遠の夢といえは不老長寿である。
今まで世界中の権力者達は、こぞってこの不老長寿を可能にするための研究をした。
その過程で錬金術が発達したこともあったのだが、結局誰もがその願いを果たせぬままに亡くなってしまった。
不老不死は、まさに人類全ての夢なのである。
今からおよそ40年ほど前の韓国に、自らを不死身と称する男がいたという都市伝説がある。
彼は韓国済州島という島に住んでいる男で、周囲にも「俺は不死身の男だ」と吹聴して回っていたそうだ。
その話を聞いた友人は、「それならば」とこの不死身の男が本当に死なないのかを検証することにしたのだ。
友人は当然、不死身だという話など信じていなかった。
そして男はこの話を快諾し、終いには賭けの対象にまでしてしまったのだ。
そして検証の当日、男は高い建物の屋上に立つと、そのまま地面に向かって一直線に落下してしまった。
下で男を待つ友人も、これを見届けた。
しかし、不思議なことに幾ら待っても男が落下することがなかったのだ。
確かに飛び降りたのだが、一向に落下することはなかった。
結局、不死身の男はそのまま忽然と姿を消してしまったのだそうだ。
それから、誰もこの男を見ることはなくなった。
信じるか信じないかは貴方次第