定番都市伝説 下水道の白いワニ
定番都市伝説 下水道の白いワニ
今回紹介するのはアメリカで比較的ポピュラーな都市伝説の白いワニを紹介したいと思います。
これは愛好家がペットとして飼育していたワニを、飼い主が持てあましたために下水道に捨てたのです。
そしてそのワニが温暖でエサも豊富な下水道の環境に適応して巨大化したという都市伝説なのだ。
やがてワニは下水道の闇の中で視力と失い、また日の光もない環境だったため体の色も真っ白になったというのだ。
この都市伝説の起こりは、アメリカの人類学者ローレンコールマンにある。
ローレンコールマン氏が動物に関する異常な事象についての研究者で1842年から1974年までの間にアメリカ合衆国内の70以上もの場所、それも通常では考えられない場所でワニの生息を目撃したという報告しているのだ。
その中に下水道でワニの生息を目撃した事例もあり1934年2月11日付のニューヨーク・タイムズの記事が挙げられているのだ。
それはマンハッタンの東124番通りにある地下道で巨大なワニが発見されたという記事なのだ。
なぜ下水道にワニがいたのかは今もって不明とされています。
そして以降それが都市伝説として語られることとなった。
フロリダは非常に温暖なため、実際に下水道にワニが住み着くこともあるという。
しかし白い巨大ワニ発見の実際の報告はないようです。
日本でも似た事例があり、覚えている方もいるかもしれませんが1992年7月、石神井公園の三宝池で巨大ワニの目撃証言が多数ありました。
そしてTVやマスコミはひっきりなしに報道し、罠を仕掛けて捕獲を試みるなどの中継がワイドショーを中心におこなわれて大騒動となったのだ。
しかし結局発見捕獲されることはなかった。
この下水道ワニは映画、小説、漫画など、多くの創作物のモチーフとして題材になっています。