都市伝説ch

日本から世界各国まで様々な都市伝説を収集しています。

地域都市伝説 世界一危険な茶室

      2019/01/31

世界一危険な茶室

長野県の茅野市にある高過庵は、

地元出身の建築家藤森照信氏によって設計された茶室だ。

この茶室は、

ある理由で世界的に有名な建物になっている。

それは、アメリカの著名な雑誌『タイム』が選んだ「世界で最も危険な建物トップ10」

にランクインしているからである。

茶室なのに、

いったい、

なにがそんなに危険なのか?

藤森氏は、

東北大学や東京大学で学んだ建築家で『建築探偵の冒険・東京篇』

でサントリー学芸賞を受賞した高名な学者である。

1986年に、

画家の赤瀬川源平らと結成した路上観察学会は、

路上の妙なものに注目することに価値を見出し、

現在でも広く行われている「街の妙なもの」探しの先駆的なものとして知られている。

真面目な学問でも成果を出しつつ、

奇妙なものにも興味が尽きない彼が2004年に設計したのが、

高過庵だ。

この、世界でも他に例を見ない茶室は、

茅野市にある諏訪大社神社の神官をつとめた、

守矢家の資料を公開する神長官守矢史料館の敷地内に立っている。

森や草原に囲まれた敷地には、

案内板もなにもない。

茶室を探して、

史料館の周囲を歩いていると、

それは突然目に飛び込んでくる。

この茶室の奇妙さを言葉で説明するのは非常に難しいが、

「これは、危険な建物だ」

「お茶の席に呼ばれても、遠慮したくなるな……」

ということだけは、

一目で理解できる。

天をつくような形で、

3本の木の柱で支えられた上に、

ジブリのアニメ作品に出てくるような、

ちょっとファンタジーをイメージさせる個室が乗っている。

もし、

予備知識がなければ、

それが茶室だとはわからない。

大抵の人は、

建物の形をモチーフにしたオブジェの一種だと思うのではないだろうか。

それほど「茶室」というには、

現実味のない建物なのである。

なにせ、

上部は家のようにはなっているのだが、

どうやって入ればよいのか皆目見当もつかない。

柱の途中にハシゴのようなものはあるが、

そこまでは木登りをしなければ辿り着くことができないのだ。

そしてハシゴも、

これまた中空に浮いているかのようになっている。

登るときは、

なんとかなるかも知れないが、降りようとしたら、

必然的に下を見なければならないので、

足がすくんで、

立ち往生してしまうのではないだろうか。

まず、

茶室に入るだけでも遺書を書きたくなるような建物である。

暖かい季節には周囲の草原は、

草花が咲き乱れていて、

ファンタジー色が全開なのが、

ブラックジョークのようにも見える。

スポンサーリンク

 

関連コンテンツユニット



 - 地域都市伝説, 都市伝説