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火垂るの墓の都市伝説(となりのトトロ不振の要因の可能性他)

   

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火垂るの墓の都市伝説についてまとめてみました。

となりのトトロ不振の要因の可能性

現在では超がつくほど有名なトトロですが、公開当時はまったく売れませんでした。

そしてその要因が火垂るの墓だったのではなかったかと言われています。

実は火垂るの墓は宮崎監督のとなりのトトロと同時上映だったのです。

上映の順番は、トトロ→火垂るの墓だったのです。

多くの親子連れは、トトロでほんわかしたが空気を火垂るの墓でぶち壊しにされ、重苦しい雰囲気で劇場を後にしたことでしょう。

当時ネットは発達していませんでしたがクチコミは確実にあったでしょうから、トトロ不振の要因になった点は否めません。

消された庵野監督の原画

火垂るの墓では、後に新世紀エヴァンゲリオンを作り風立ちぬで主演する庵野秀明監督が、スタッフとして参加していたのです。

そんな庵野監督が担当したのは、劇中、主人公が見学する戦艦の原画でした。

庵野監督は当時の戦艦の資料を丹念に調べ、一か月かけてディティールを凝らした戦艦を描き上げたそうです。

しかし映像になった戦艦は高畑監督の指示で真っ黒に塗りつぶされていました。

庵野監督は未だに、この一件がトラウマになっているようです。

ちなみに庵野監督の戦艦を黒く塗りつぶした人は、今度進撃の巨人の実写版を手掛ける樋口真嗣監督の奥さんだったのです。

原作者の野坂昭如もこの作品はよく思っていなかった。

この作品の原作者である野坂昭如さんは、この作品に対して物凄く複雑な感想をもっているとされています。

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というのも、原作は野坂さんが出版社に急かされて仕方なく書いた作品であり、思い入れが全くなかったそうです。

しかも野坂さん自身は戦時中、実の妹を蔑ろ(ないがしろ)にするなど色々と酷いことをしたそうです。

そんな野坂さんは、この作品を試写会で見た途端その完成度に思わず号泣しそうになって席を立ってしまいました。

理由は感動したのではなく、妹を蔑にしていい加減な仕事をした自分がいたたまれなかったからだそうです。

この作品をボロクソに評価した宮崎監督

高畑監督の盟友でありジブリの大黒柱の宮崎駿監督は、火垂るの墓をボロクソに評価しています。

それは作品の完成度云々より、この作品によって宮崎監督が結構な被害を被ったからです。

冒頭のトトロ興行不振に始まり、火垂るの墓の製作にジブリのアニメーターをほとんど獲られたことが一番の原因だそうです。

これは数十年後、宮崎監督が風立ちぬを作る際、悪夢となって再び繰り返すこととなります。

反日世論の鎮静剤となった

この作品が意外な効果をもたらしたのが、中国でのテレビ放映です。

2010年に中国国営放送CCTVで、建国記念日である10月2日に放送されました。

中国は、自国のアニメ産業を保護するために海外アニメを締め出しています。

それが突如海外の、しかも日本アニメを放送したのは、訳があります。

放送以前から、中国国内では過激な反日運動が国民の間で盛んになっていました。

行き過ぎた運動は反政府運動となってはね返る危険があります。

そこで政府が火垂るの墓を放送し、反日運動を幾許か和らげようとしたとされています。

実際、ある程度の効果はあったそうです。

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